数年前に、長い間使っていた自宅玄関の鍵が壊れて使い物にならなくなったことがありました。ただし、いきなり壊れるというものではなく、何らかの前兆というものはあるようですね。我が家の場合には、鍵穴に差し込んで回す際に回しづらいということがたまにありました。もちろん、鍵が抜けないというようなことでもあるようならば、すぐにでも交換したのかもしれませんが、ただ回しづらいというだけだったためにそのまま使い続けていました。しかしながら、そのままズルズルと使い続けていたところ、鍵が回しづらいというだけでなく、ついに鍵の細い部分がねじれて曲がってしまいました。そうなると仕方がないので、鍵屋さんに修理に来てもらうことにしました。その後、修理に来られた鍵屋さんが緊急の対処方法としておっしゃっていたことは、鍵が回しづらいという場合には鍵穴専用の潤滑剤を塗るとよいらしいですね。もしくは、鉛筆の芯の部分を鍵のギザギザ部分に塗るとよいということもおっしゃっていました。

ちなみに、鍵の調子が悪い原因として考えられることは、鍵穴に入り込んだ湿気やホコリなどが影響しているようですね。あるいは、鍵穴内部の腐食や各部品の磨耗が影響している場合もあるようです。ただし、鍵のトラブルというのはあまり経験することがないために、そうした予備知識のようなものは持ち合わせてはおりませんでしたが、今後の参考にしておこうかなと思っています。とくに、夜中にそうしたトラブルが発生した場合には、朝までそのまま放置しておくということにもなったかもしれません。あるいは朝出勤前であれば、午前中会社を休まないといけなかったかもしれませんね。そういう意味では、我が家で発生した鍵のトラブルは、不幸中の幸いともいえるような時間帯に発生したといえるのかもしれませんね。